第9期、プロジェクト参加企業さまとファーストコンタクト(その4)

書くのが遅くなりました。
先週木曜日、ゼミ第9期はファーストコンタクトセッションの第5回。

今回おいでくださったのは、天然素材を活かした化粧品などの製造・販売を手掛けておられる株式会社クレコスCEOの暮部達夫さま。子会社として、OEMなどを請け負っておられる株式会社アルデバランの経営も担っておられます。

山縣がこちらを知ったのは、『その商品は人を幸せにするか:ソーシャルプロダクツのすべて』という文献を読んでのことでした。奈良が本社ということで近くもあるし、内容的にもすごく興味深いなと思って、今回のプロジェクトをお願いした次第です。

いつもどおり、チームを決めて、まずはキーノートスピーチ。

基本コンセプトをしっかり維持しながら、各地でさまざまな取り組みを展開されていて、個人的にはそれぞれもっと掘り下げて伺いたいくらいでした。一つひとつがものすごくおもしろそう。

そして、お題にもとづくグループワーク。今回のお題はこちら。


これはなかなか難しいテーマです。理論的にも考えないといけないし、もちろん実践可能であることも考えないといけません。しかも、化粧品って日ごろから使うけれども、その製造方法や特徴とかって、案外知らなかったりします。

なので、いろいろ悩みつつ、みんな考えてました。


そして、あっという間に時間はすぎて、ショートプレゼン。


これまでのセッションでも同様ではありましたが、やはり何か新製品を考えるときには、技術的な側面に関する基礎知識って必要です。もちろん、みんないろいろ考えて、興味深いアイデアを出してくれてました。もう一段、深いところにいくためには、そこについても視野を拡げる必要があるなと感じました。

そして、〆に暮部さまより総括コメントをいただきました。

難しいけど、おもしろい。というか、難しいからこそ、おもしろい。新しい何かを生み出していく醍醐味の一端を感じさせてもらうことができたように思います。

本プロジェクトが楽しみです。

次回はファーストコンタクトセッションの最終回。活版印刷の有限会社 山添さんです。

Masayuki YAMAGATA Lab.

近畿大学経営学部 山縣正幸ゼミのページ。 テーマは「価値創造のデザイン:さまざまなステイクホルダーの期待を満たすために」 ミッションは「学びも遊びもガチで」