第9期、1stプレゼミ。UX入門ワークショップ。
1月24日(火)、補講日を活かして、第9期の1stプレゼミを実施しました。これまでプレゼミは2月からだったんで、1月中は初めての試み。
今回は文献輪読ではなく、UX(ユーザー経験)デザインの入門ワークショップ。昨年7月に福岡で面識をいただいて以来、いろいろとお世話になっている(株)経験デザイン研究所代表の浅野智先生からお誘いに与り、今回の開催に至りました。
うちだけではもったいないので、いつもイベントなどでお世話になりっぱなしの廣田章光先生にもお声がけして、廣田ゼミの3回生と2回生の有志の方にも。
さらにゲストとして、自動家計簿アプリなどの開発で知られるマネーフォワードのお二人にもお越しをいただきました。
ほんまに贅沢な(笑)
浅野先生、本当にありがとうございます。
まずは浅野先生からUXに関する入門講義。
おもしろくて、50分ちょいがあっという間。そのなかでも言及されてましたが、エスノグラフィの内容や重要性について、わかりやすく説明をいただいたのは、山縣個人としてもありがたかったです。
エスノグラフィは現場に根ざす観察や思索ですが、それをこれまで提示されてきた理論や考え方と衝き合わせる(断じて「当てはめる」のではありません!)ことで、なお磨き上げることができると考えています。その意味で、学史も十分に有用です。
ちょっと休憩をはさんで、次はインタビューをメインの方法に据えたワークショップ。いかにして、話し手の人に話してもらえるようにするかなど、これからのプロジェクトで確実に必要になる方法を体験しながら身につけてもらいました。
そして、そこからさらに深いインタビューを踏まえて、カスタマージャーニーマップを作成。
この辺りに来ると、けっこうな盛り上がり。わいわいやりながら、各チームともにカスタマージャーニーマップを仕上げていきます。
今回は時間の都合で細評まではできませんでしたが、各チームそれぞれ興味深いマップをつくっていました。
ワークショップを採り入れたのは今回が初めてでしたが、浅野先生の優れた展開に助けられて、メンバーもかなり楽しみながらやってくれてたように思います。
ワークショップ・スタイルは、やはり効果が大きいなって実感しました。実践的なアイデアを練り出すときもですが、理論について考察する際にも活かせるな、と。
いろんなかたちで、これからも企画していきます。
終わってからは、懇親会。こちらも楽しかったです!
浅野先生、マネーフォワードのお二方、貝増先生(神戸女子大学)、森田先生(九州産業大学)、そして調査に参加してくれた成安造形大学のお二人、廣田先生、廣田ゼミのみなさん、ほんとにありがとうございました!
次の機会もよろしくお願いします!!
【追記】
浅野先生もブログに書いてくださいました。あわせてぜひご一読を!
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