第8期、6大学7ゼミ合同研究報告会。

ちょっと間が空いてしまいましたが、先週の日曜(1月22日)、6大学7ゼミ合同研究報告会が神戸学院大学でありました。

参加したのは、
兵庫県立大学・三崎ゼミ
岡山大学・余合ゼミ
和歌山大学・厨子ゼミ
北九州市立大学・福井ゼミ
神戸学院大学・千田ゼミ
近畿大学・團ゼミ
そして、山縣ゼミです。

昨年は立命館大学政策科学部の石川ゼミとの合同ゼミ、そしてこの7ゼミの二本立てでしたが、今年はプロジェクトでドタバタしたこともあって、7ゼミしか実施・参加できませんでした。じつは、このことが今回の出来にすごく大きく影響してしまったのですが、それは後ほど書きます。



結果から言えば、〈練り込み不足〉でした。
もちろん、メンバーはそれぞれに限られた時間のなかで分析・考察したのは確かです。しかし、やはり考察が不十分であったのも事実。結果は正直に出ます。


やっていたことが間違っていたのではありません。実際に、横で見ていて面白いアイデアや知見を導き出せている部分もありました。

でも、やはり考察にかけた時間が絶対的に少なかった。それが、結果となった。これが厳然たる事実です。

となれば、就活や卒論など、これからに向けて、どうすればいいのか。

一つには、「早くから情報を獲得し、それを日常的に分析・考察する」こと。〈分析〉〈考察〉などというと難しそうですが、目にしたり、耳にしたりなど、自らが経験したこと、得たことを《疑問詞》でもって問い返すこと、これです。これは別に難しいことではありません。ただ、続けるのが難しいのです。

そして、もう一つにはつねに表現(express)すること。文字でも図画でも音声でも。いったん外化することで、自らの思索を客体化できるからです。そうすることで、どうすれば人に伝わるのかを練ることもできます。


今年、合同ゼミに一度しか参加できなかったために、これらの点で早くに気づく機会を与えてあげれなかったのは、私の痛恨のミスでした。優れた報告をしていたゼミは、やはり対外的な報告を何度も重ねて、ブラッシュアップしていました。来年は、やはりもっとこまめに合同ゼミも開催していきたいと考えています。


とはいえ、第8期のみんな、ここまでのプロジェクト、よくがんばってきたと思います。それについては高く評価します。

次は卒論&就活。今回の経験から学び取って、活かして、がんばってな。

Masayuki YAMAGATA Lab.

近畿大学経営学部 山縣正幸ゼミのページ。 テーマは「価値創造のデザイン:さまざまなステイクホルダーの期待を満たすために」 ミッションは「学びも遊びもガチで」