ゼミの担当教員として考えてること。

いよいよ夏ですね。みなさん、いい夏を過ごしてくださいね。

で、今日は、いま山縣がゼミ(だけじゃないですが)で考えてることをメモとして書いておこうと思います。


企業行動論の授業でも言うてますが、〈価値創造〉とは「他者が欲している何か(コトやモノ)を創出・提供することで、自分が欲している何かを手に入れる」という行為です。

これ、「何かをつくる」ことを学んでいる場合(特に理学・工学系や芸術系など)、「何をしたらいいのか」ってのはけっこう自然にイメージできます。ところが、経営学の場合は必ずしもそうではありません。

そこで、以下のリンク先をごらんください。私が授業で折々言及するマザーハウスの副社長の山崎大祐さんのFacebookでの公開記事です(ご本人からシェアのご了解をいただいてます。山崎さん、ありがとうございます)。


まったくもって同感です。

と同時に、うちのゼミではこういう視点や行動力をもった人材になっていってもらいたいなって思ってます。


特に、経営学(商学・マーケティングなどを含む、広い意味での)を身につけて、社会で活躍しようとするなら、この視点や行動力は必須です。そして、じつはいちばんおもしろい領域なのです。


そのために、うちのゼミでは


「理論を活かして、いろんな事象の背後にある論理・つながりを見いだす&描き出す」

「その論理・つながりを活かして、いかにして価値を創造するのかを描き出す」


ということを、実際の活動を通じて身につけていってもらおうと考えています。


難しそうに感じるかもしれません。けど、たぶん、すんごくわくわくできます。やっていく考え方や手順、スキルは一つひとつ身につけてってもらうので、心配はいりません。



来年度は、今年度にやっているプロジェクトの対象(企業など)を拡げたり、プロジェクト活動にも新たな展開を採りいれたりする予定で準備してます。大阪だけじゃなく、京都とかにも範囲を拡げるつもりです。


山縣ゼミは、「おもしろがりながら、がっつりやる」「やっていきながら理論的に考え、実践にも役立つ」てのを大事にします。きっと、社会に出てからもみなさんのチカラになっていくはずです。


こんな山縣ゼミに興味のある方(とりわけ近畿大学経営学部2回生の方)は、いつでもお問い合わせください!

Masayuki YAMAGATA Lab.

近畿大学経営学部 山縣正幸ゼミのページ。 テーマは「価値創造のデザイン:さまざまなステイクホルダーの期待を満たすために」 ミッションは「学びも遊びもガチで」