第7期、卒論仮提出。

近畿大学経営学部では、3~4年次のゼミと卒業論文の提出が必須になっています。その提出(事務部への)が昨日でした。


今では、卒論が必須になっていない大学・学部もけっこうあるようですが、私自身は絶対に必要だと思っています。というのも、「考える」という、社会に出てから絶対的に必要な活動・能力を磨くために必要なプロセスが、卒業論文の執筆にはすべて含まれているからです。


(1)課題を発見し、問いを立て、

(2)それを考えるために必要な資料や情報を収集し、

(3)それを考えるために必要な概念装置を構築し、

(4)その概念装置を駆使して、事象・現象を分析・考察し、

(5)そこから何らかの解や将来的な可能性を導き出し、

(6)それを他者に伝わるように表現する


これがちゃんとできるかどうか、それを卒業論文の出来で判断することができます。



で、今年もその提出シーズンがやってきました。

昨年は就職活動の時期が変わったこともあってか、卒論の進み具合が悪かったのですが、今年はその時期がいくぶん元に戻ったにもかかわらず、やはり進み具合は悪かったです。かなり厳しく言いました。


もちろんですが、ちゃんと着実に進めて、ほぼ完成に近い状態までもっていってるメンバーもいます。


事務部には提出しましたが、これからさらに修正してもらいます。でなければ、(1)~(6)を満たせません。


とはいえ、とりあえず形式上は提出。



ちゃんと仕上げて卒業してな(笑)

Masayuki YAMAGATA Lab.

近畿大学経営学部 山縣正幸ゼミのページ。 テーマは「価値創造のデザイン:さまざまなステイクホルダーの期待を満たすために」 ミッションは「学びも遊びもガチで」